どうも大森です。

夏になると「ぼくのなつやすみ」というゲームを見ます。

見ます、と言うのはニコニコ動画で実況プレイ動画を見ると言う事です。

僕は最初「子供の頃を思い出すゲーム」と甘く見ていたのですがとんでもない、これがまた深いゲームだった。

「ねぇねぇ、何で夕日は赤いの？」という主人公に対し、

「光の屈折とか色々あるみたいだよ。僕はあんまり覚えてないけど。でもね一番の理由はね、みんなは赤くない夕日は想像出来ないだろう？だからなんだ。だから夕日は赤いし、海は青いし、空の雲は白いし、夜の闇は黒いんだよ。」

うん。良いね。こんな事言える大人になりたい。

そして二人の女の子の孫を持つおじいさんが主人公にもらした台詞。

「最近よく考えるんだ。僕はもうすぐ死んで墓に入るだろう。そして孫たちはそのうち結婚するだろう。でも二人の孫娘たちはきっとお墓参りに来てくれるだろう。だから僕は寂しくないんだ。でもね、二人の孫が死んだとき、入る墓は僕とは違う墓なんだ。死んだとは言っても永遠の別れは悲しいものだ。」

うん。考えてしまうね。

という訳で「ぼくのなつやすみ」良いよ。

このブログじゃ全然伝わらないけどすごく良いのよ。周りの大人たちが。

みなさんぜひ。

虫相撲も醍醐味の一つ。